「スローンレガシー バットマン （コミック） シティ・オブ・べイン フラッシュポイント バットマン （Concept design by Carlos D’Anda）」

DCユニバースの“フラッシュポイント以降”を描いたREBIRTH（リバース）シリーズ。最終章「シティ・オブ・ベイン」から、「フラッシュポイント バットマン」がスローンレガシーに登場！

ゴッサム・シティを支配するベインの傍に立つ、別世界のダークナイトが立体化。ポーズは「THE BUTTON（ザ・ボタン）PART THREE」のカバーアートを彷彿とさせる仁王立ち。深い喪失感、強い復讐心、正史を生きる息子への秘めた想いなど、人間トーマス・ウェインの内面が滲み出る佇まいを目指して作り上げられている。鋭い眼差しと真一文字の口が際立つマスク、両肩や上腕の鋭角なデザイン、左右の大腿部に装備したポーチ。鈍色に赤が映える肉体の構成要素は、質感や陰影にもこだわり丹念に仕上げられている。また彼が立つ特製ベースは、ゴッサムのインダストリアルなイメージを強調したもの。鋼鉄に刻まれた傷や赤錆が、作品世界への没入感を深める。

さらに世界限定350体のボーナス版には、両腕に握りしめた状態とホルスターに収めた状態の愛銃パーツが用意されている。差し替えることで、ためらうことなく引き金を引く、復讐者の姿がディスプレイに現れる。

失った面影を追い、正史で巨悪と結託した別世界のバットマン。同シリーズの「サイコ・パイレート」「ベイン」と並べれば、「シティ・オブ・ベイン」の象徴的シーンを表現することも可能だ。善悪の彼岸に立つ人間の深み、妥協無き造形美をぜひ手元で堪能しよう。