ART OF WARは、三浦建太郎氏の追悼作品「ガッツ鎮魂改」を、12月3日から受注開始することを発表した。
日本で30年近く渡り立体造形を作り続け、常にオンリーワン・ナンバーワンを目指しそのブランドを確立し続けるART OF WARは、漫画などの日本が世界に誇るIPと当社の美術造形の技術を生かし、「フィギュア」ではなく彫刻作品「スタチュー」としてコレクションを市場に定着させてきた。
本作はシリーズ全世界累計5,000万部以上を超える日本の漫画「Berserk」の主人公ガッツをモチーフに、今は亡き原作者・三浦建太郎氏への追悼作品として立体化。故・三浦氏が作り上げた不朽の名作Berserkと、この作品が世界中に与えた影響に敬意を表して制作されている。
何故この作品を作ったのか
ART OF WARはBerserk作品を作り続ける中で、原作者の故・三浦建太郎氏ととても深い交流をさせて頂いた。三浦氏が亡きあと、深い悲しみの中彼が残した偉大なる作品“Berserk”に敬意を表し、作品が持つ世界観をいつまでも残したく、2022年に追悼作品である「ガッツ鎮魂」を発表した。
ART OF WARは立体作品を作り続けるブランドであり、三浦氏と共に過ごした時間への感謝、Berserkへの尊敬と数々の想いを表現するには、やはり立体彫刻で表現するしかないと考えた。
「ガッツ鎮魂」は主人公ガッツそのものに三浦氏を投影し、穏やかながらも内に秘めた情熱や精神性の高さを感じさせる表情とポーズによって表現した。
2部構成によるオマージュ
これは2部作のうちの1つであり、本作「ガッツ鎮魂改」をもって追悼作は完結を迎える。
前作「ガッツ鎮魂」では生身の姿であるガッツがモチーフとなり、「静」を表現した。本作「ガッツ鎮魂改」はガッツのもう一つの姿である、鎧に身を包んだ“狂戦士”の姿で「動」をテーマに1年以上の期間に渡り開発に費やした。
「ガッツ鎮魂改」は前作をベースにしつつも、大幅に細部の改変を行った。作品表現として更なる重みや力強さも表現するためにあらゆる部位の再検討を行い、手首、足首の微妙な角度まで徹底して研究。狂戦士の持つ強靱かつ俊敏で無機質で意思を持たないかのような特徴表現にも注力した。
(左)ガッツ鎮魂改 (右)ガッツ鎮魂
リアルなプロポーションとディテール
リアルさを追求するためにプロポーションバランスを慎重に調整した。筋肉や脂肪が多い胴体や手足は甲冑と一体化して収縮してタイトにデザインし、筋肉のメリハリを強調する一方で、頭部は頭骨があり収縮に限界があるので、やや大きめのバランスをとっている。これにより従来にない独自の圧倒的リアリティを生み出している。このような細部への細心の配慮の結果、印象的なリアルさと力強い躍動感を併せ持つ作品に仕上がった。
甲冑のカラーリングも、これまで以上にリアリティを追求し鋳造で作り上げたかのような質感に仕上げた。
甲冑の彩色においても更なるリアリティを追求
ディテールへのこだわり
原作者への深いリスペクトと、原作者が喜ぶ作品を作りたいという思いから、ART OF WARは細部に至るまで造形を追求。このこだわりは、ベルセルクの世界に命を吹き込み、三浦氏が描くベルセルクそのものに敬意を表するという、当社の創業当初から変わらぬ信念である。
商品詳細
作品名:ガッツ鎮魂改
受注開始日時:2024年12月3日12時から(日本時間)
ART OF WAR公式ウェブサイト(https://www.art-of-war.co.jp/)でのみ販売予定。
素材:ポリストーン
サイズ:狂戦士(本体)/台座 奥行・横幅32cm、奥行(マント含む)/36cm、高さ(マント含む)/27cm、横幅(剣含む)/48cm、剣サイズ(柄から)35cm、戦魔兵(本体)/高さ12cm
【価格と限定数】
限定1:「ガッツ鎮魂改」と付属品「戦魔兵」付き/280,000円(税抜) ※限定77体販売
限定2:「ガッツ鎮魂改」のみ/250,000円(税抜) ※限定30体販売
※いずれも期間限定、数量限定にて行います。
※その他詳細については受注開始時に公式ウェブサイトで公開。
【注意】
※職人の手作りとなります。色・質感など画像の見え方と差が生じる場合があります。
※画像はイメージです。
※お使いのディスプレイ機器によって、異なる色に見える場合があります。
※撮影、展示環境によって彩色の表現が画像と異なる色に見える場合があります。
※画像はサンプル(試作品)です。生産工程により一部変更になる可能性がございます。
©Kentarou Miura (studio GAGA)/ Hakusensha
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